今春の初かつおフェアでは、日本農業遺産「日南かつお一本釣り漁業」保全推進協議会(日南市・南那珂農林振興局)、イオン九州、宮崎のさかなビジネス拡大協議会の共同企画として、南九州大学健康栄養学部管理栄養学科の学生さんがカツオのアレンジレシピを考案し、イオン宮崎店およびマックスバリュ各店がそのレシピを活用した惣菜を販売しました。イオン、マックスバリュの3,4月のカツオ総菜の販売数量は前年の約87倍(金額では172倍)となり、期間中のカツオ消費拡大に貢献できました。来年はエーコープなど参加店舗を拡大し、南九州大学と連携したカツオレシピ作りに引き続き取り組みます。
10月5日(水)に、2023初かつおフェアのキックオフとして、学生さんのかつお捌き体験授業を開催しました。講師として南郷漁協 江藤組合長、漁協女性部 日髙さん、江藤さん、漁協 發田職員が講師となり、管理栄養学科2年生48名(2クラスに分けて、午前と午後の2回実施)が参加しました。当日はNHK「ウオカツ!」の取材が入り、この模様は、10月28日(金)午後7時30分に放送されます(九州沖縄地方)。
※南九州大学管理栄養学科は県内で唯一の管理栄養士養成校として2003年に開設し、卒業生の多くは 県内の医療・福祉施設または学校で、管理栄養士、栄養教諭として食育や住民の健康管理など地域社会で活躍しています。学生時代に本県水産物の良さに関する知識や経験を得る機会を提供し、将来、学校や福祉施設での給食事業などで本県水産物を利用してもらえる応援団になって欲しいと願っています。
南九州大かつお捌き体験(PDF)
学生の考案レシピがイオン九州で販売! | 南九州大学 (nankyudai.ac.jp)