お知らせ
宮崎おさかな普及協議会((株)宮崎魚市場)では魚食普及活動として、毎年、市内中学校からの要請を受けて「魚のおろし方実習」の授業を行っています。今年も11月9,10,16日、12月8日の4日間、宮崎中学校(永楽町)で、1年4クラス、支援学級2クラスの計170人を対象に「イワシの手開き体験、イワシ蒲焼丼の調理実習」を行っています。
今年度のキックオフとなった11月9日は宮崎中学校の2クラスを9:45~と11:45~の2回に分けて、㈱宮崎魚市場の職員3名が、各グループ生徒さん一人一人にイワシ手開きの手ほどきをしました。生徒さんたちの殆どが丸のままのウルメイワシに触るのも初めてで、指で内臓を出す作業には最初は悲鳴も上げてましたが慣れるのも早く、とんどん料理を進めてました。
日々、魚を口にすることはあっても魚について知る機会は少なく、実際に魚を取り上げて学習を行うことは貴重な機会です。魚の脂肪に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)・EPA(エイコサペンタエン酸)が健康機能性物質として注目を浴び、栄養的にもすぐれた食品です。大衆魚と言われる“いわし”を取り上げ、包丁を使わず手開きして、調理し食べた経験を通して、子供たちにとって魚がより身近に感じられる食品になってくれることを願っています。
宮崎おさかな普及協議会では、このほか宮崎西中学校(市原町)や大淀中学校(天満1丁目)でもブリやアジを使った調理実習に協力することとしています。